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勤労感謝の日 と 自己アピール [日誌]

前回、勤労感謝の日について触れましたが
皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。

長いこと派遣社員をしていたのですが
土日祝祭日はむしろ忙しいのでシフトに入って欲しいと
クライアント側から言われてましたので
勤労感謝の日は、仕事ができる喜びを噛みしめるため
積極的にシフトを入れてました。

いくつか派遣会社や派遣先も変わったんですけど
いろんな人がいて楽しかったのを覚えています。

特に一番最初に働いたところは
音楽を目指す人、演劇で身を立てようとしてる人
漫画家の奥さん、元キャバ嬢、元ホスト
政党青年部の人、正社員との結婚を目論む人
イラストレーター、新人声優さん、などなど
とてもバラエティに富んでいて楽しかったです。

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そこで働きながら書いた脚本が
ヤングシナリオ大賞審査中のある監督の目にとまり
丁度、そこの派遣先が無くなってしまった時に
仕事を手伝って欲しいという電話が鳴ることになりました。

結局、その脚本はヤングシナリオ大賞を取ることなく終わりましたが
のちのち、映画やドラマの脚本を書くことに繋がった訳ですので
大賞が取れなかったとはいえ、それに匹敵するほどの働きをした作品だと
思ってます。

そういった経験から言わせてもらうと、
脚本家を目指してコンクールに応募している人は
大賞が取れなかったからといっても、どうか気を落とさないでください。

毎年11月の半ばくらいから、
城戸賞関連の記事を読むためのアクセスが多くなります。
その城戸賞の場合で言いますと、最終選考に残れば
プロデューサーと知り合う機会がありますので
どうぞ、自分自身を売り込んでみてください。

以前、参加したフィルムワークショップで「Pitch」の大切さを学びました。
「Pitch」は作品売り込みのために1分ほどでまとめた、いわば口頭の企画書。
何も知らない人に、如何に自分の作品が面白いかを伝えるためのものです。

あらすじを面白く伝えてもいいですし、作品コンセプトが売れスジであることを
わかりやすく伝えてもいい、とにかく興味を持ってもらうこと。

プロデューサーや監督は忙しいので、こちらからアピールして
興味を持ってもらわないことには、なにもスタートしません。
ということを、フィルムワークショップの「Pitch」コンテストで教わりました。

ですので、最終選考に残った方は、大賞が取れずにがっかりしてる暇はなく、
あるいは、結構いいとこまでいったじゃん、と油断せずに、
授賞式後のパーティーでの自己アピールの準備を抜かりなくやってください。
その後の交流会にも出席するなら、尚更、準備をしておいて損はないです。

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最終選考に残った作品を1分くらいで面白く説明できるようにするとか
温めてるストーリーを、ペラ1枚の企画書にまとめて作っておくとか
自分の得意分野をうまくアピールできるスピーチを作っておくとか
そういう準備しておくといいと思います。

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そして今年、受賞を逃した人、最終選考まで進めなかった人たちも、
来年に向けて脚本執筆するのはもちろんのこと
自分をプレゼンする用意もしておくといいかもしれません。

自分をプレゼンといえば、第39回城戸賞の準入賞作品を小説に致しました。

キンドルで読むことができます。
上下巻、各150円ですので、お気軽にどうぞ。→「ハムラビ 上巻
                      「ハムラビ 下巻

長々書いて、結局、宣伝なのかぁ?!
すいません。
次は宣伝なしで書くつもりです。

できればプロット分析を。

では、また。

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「野良犬」と 勤労感謝の日 [日誌]

前回、黒澤明監督作品「野良犬」について触れましたが
初めて観たのは、大学生の頃、レンタルビデオでした。
一人暮らしを初めて2年目くらいに、駅前に新しいレンタルビデオ店が開店しました。
そこは、他の店よりも昔の名作を数多く取り揃えてくれてたので
黒澤映画を大量に観ることができました。

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「用心棒」「椿三十郎」の面白さにヤラれて
次から次へ見たわけですが、特に「野良犬」に心奪われました。
冒頭のスリを追跡するシークエンスから
闇市、野球場、ダンスホールと舞台を移しながら、
追いかける刑事の苦悩する様や、まだ見ぬ犯人の人間像を浮き彫りにしていく様は
心に迫るものがあります。

このスケール感で、エンターテイメント性と、人間性を描くことが
絶妙に混ざり合ってるなんて…!
しかも、この映画は白黒映画で、戦後間も無くの作品だなんて…!と、
当時、大学生だった私は、単純に「スゲェ!」と驚いたものでした。

刑事ものとしてのお手本中のお手本。
それだけでなく、脚本作りの視点から見ても、お手本中のお手本だと思います。
いつか、機会があれば、プロット分析したものを、記事にアップしたいので
気長にお待ちください。

確か、以前にも別の作品のプロット分析についても記事にしたいとか書いてましたね。
それも含めて、気長にお待ち下さい。

そんなこんなで、かなりの数の黒澤映画を観た訳ですが
いいな、と思う作品の多くは、理性の大切さを説いていることに気づきます。
丁度、大学では倫理学を履修していて、
人間には何が必要かということをあれこれ考えていた時期でした。
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教授は、エゴイズムは虚無主義に繋がるものだと説いていました。
虚無主義に対抗するには何が有効なのかと、真面目に考えましたが
なかなか答えは得られず、大学を卒業しても、かなり長い間の課題となっていました。

大学は横浜の鶴見というところにありまして、
鶴見では「野良犬」もロケをしたところがあるんですよね。
JR鶴見線の国道駅なんですけど、どこに写ってるんだよと思って
何度も見ましたが、よく分からない。
たぶん、拳銃ブローカーに声をかけてもらおうと街をフラつく場面だと思います。

実は、鶴見の国道駅がロケ地だというのは、後で知りました。
ある仕事で、戦後まもなくを舞台にした映画の企画がありまして
終戦直後の地図や建物を調べてる時に、当時の雰囲気を残す場所ということで
国道駅を知った訳です。

結局、その映画は、いろいろな事情で頓挫してしまいましたが
その時に調べた様々なことは、貴重な財産となる、はずです。
いつかどこかで役に立つ。きっと。
がっかりした中でも、嬉しかったのは
優しいプロデューサーが企画開発費という名目でギャラを払ってくれたことです。
その時、この世に企画開発費という言葉があるのを初めて知りました。

なにかと世知辛いご時世ですので
企画開発費という名目では中々、ギャラをもらえない時代ですが
ただ待っていても、どうにもこうにもなりませんので
今日も今日とて、企画書だのプロットだの書いてます。
何かの時には思い出してね、という名刺代わりです。
そして勿論、その企画書なりプロットなりシナリオが、そのまま企画会議を通るのが
一番の目標です。

今日は、勤労感謝の日。
働けることに感謝して、お仕事してます。
願わくば、今のお仕事が、いろんなことに繋がりますように。

私は仕事をしてますが、
みなさんはどんな風にお過ごしでしょうか。

ボジョレー・ヌーボーも解禁されましたし
ワインを飲んで、のんびりするのもいいかもしれません。
そんな時には、クスクス笑えて、人生のほろ苦さをワインと共に飲み干すような
こちらの映画を観ながら過ごすのは如何でしょうか。

sideways09.jpg

「サイドウェイズ」
iTunes にて 400円でレンタルして観れますので、お気軽にどうぞ。

毎年ボジョレー・ヌーボー時期恒例の宣伝でしめてみました。


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日曜天国と「野良犬」 [日誌]

ジョギングを始めました。

大学生時代以来ですから四半世紀ぶりくらいということになります。

走ってびっくり。
いや「走って」なんて言えず、ヨタヨタとしたスピードで手足をバタつかせてる
そんな感じでした。

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ウォーキングは、かなりやってるので
走るのもまぁそこそこできるんじゃないかと思ってたのが甘かった。
体力の激落ち度は目に余るほどの惨状でした。

土手の上にある舗装道を走ろうと思ったんですけど
その土手に辿り着くまでにヘタばってしまいました。

今の目標は、ジョギングコースに行くまで走りきれる体力を作る!です。

そもそも、なんでジョギングを始めたかと言いますと
どうにもこうにも、お腹がひっこまないんですわ。
以前なら、ある程度の腹筋運動や腕立てなんかを続けてたら
締まってきたもんですが、如何せん加齢のため基礎代謝が下がってるようで
一筋縄ではいきません。

先日、娘が私のお腹を見て
「パパ、お腹に赤ちゃんがいるみたいだね。
男のひとは、赤ちゃん産むと死んじゃうんだよ。
パパ、死んじゃったら、悲しいから、産まないでね」
と、言われました。
どこかで、男性は出産時の痛みに耐えきれず死んでしまうという情報を
耳にしたんでしょう。
で、私のお腹を見たら、ポヨンと丸みを帯びている。
今にも赤ちゃん産んじゃいそう。
これはイカンと思って忠告してくれたんでしょうな。

ここまで言われたら、どうにかせんと。
と、思ってジョギングすることにしました。
これが苦行ではなくて趣味的なものになってくれればいいなと思ってます。

日々の暮らしの中で、趣味の類にはとんと遠ざかってまして
今現在、数少ない楽しみは日曜天国であります。

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ワイドFMになってからは、リアルタイムで聴けるようになりました。
仕事などで聞き逃した時はラジオクラウドで聴いてますが
私はスマホを持ってないので、パソコンで聴くしかないんですよね。

なので、安住さんの話をいろんな所で聴きたい時には
iPod nanoに入ってるポッドキャスト時代のエピソードを聴いてます。

家事をする時や就寝前に聴くわけですが
既にポッドキャストでの配信は終わってるので
同じエピソードを何度も何度も聴いております。

あまりに何度も聴いてるので、ちょっと妻からは呆れられてます。
でも、いいんです。
ちょっと気が滅入ることがあったりした時には
日曜天国の安住さんの話を聞くと、大抵のことは乗り越えられます。

末長く、日曜天国を続けていって欲しいなと切に願ってる訳ですが
ふと、安住さんて結婚しないのかな、と思ったりします。
大きなお世話でしょうが、結婚すればいいのに。と思ったりもします。
結婚した安住さんの話が聞いてみたい。
そう思うのです。

なんとなくですが、安住さんは
―結婚すると面白さが半減してしまう―
そんな風に思ってるのかもしれません。
ナインティナインの岡村さんも、かつてそう思ってましたよね。
最近は、結婚したいとか言ってますけど。

そういえば、何年か前に一緒に仕事をした青年もそう思ってて
私が結婚してることを知ると、何気にチクチクと既婚者をDisってきました。
その彼は子供を持つことに対しても何か持論があるらしく
クリエイティビティが損なわれるとか何とか言ってました。

結局、その彼とのプロジェクトは私が嫌気が差して降りたんですが
ご丁寧に、別の脚本家に頼んで素晴らしいプロットが出来上がりましたと
報告がありました。スポンサーの目処もあるし某人気アイドルにも出演打診して
いい返事がもらえてると鼻息荒かったんですが
いまだに作品化されてないようです。

結婚するかしないかはクリエイティビティに関係ないようです。

そういえば、「北の国から」の杉田監督は
当時、私に生まれたばかりの息子がいるのを知って
「大変だぞぉ」と言いつつ、どこか嬉しそうに笑ってくれました。
楽じゃないけど、楽しいことが待ってるぞ。
そんな風な笑みでした。

くだんの青年に既婚Disを散々言われた時は
黒澤明を引き合いに出して反論したように思います。
監督2作目の主演女優と結婚して子供をもうけたので
黒澤明の傑作群は既婚者としての監督作だよ、と。

なので、安住さんにも結婚して欲しいなぁ。
既婚者になった安住さんの日曜天国のオープニングトーク。聞いてみたいなぁ。

黒澤明といえば、
現在(2017年10月20日)
午前十時の映画祭で「野良犬」「天国と地獄」を上映しております。

私も先日、「野良犬」を観てきました。
DVDで持ってるんですけど、大きなスクリーンで観てみたかったんです。
午前十時の映画祭では、いつも思うんですが
やっぱりスクリーンで観て良かった。これに尽きます。

「野良犬」は大好きな映画で、黒澤映画の中では一番好きです。

何もかもがお手本中のお手本。という作品ですが
だからといって高尚な作りではなく
あくまでエンターテインメントであって、そこから外れたりしません。
そして、随所に何気なく喋りつつも含蓄のあるセリフが出てきます。

「不運は人間を叩き上げるか、押しつぶすかの、どちらかだ。
 君は押しつぶされる気か?」
というセリフがあります。
押しつぶされてしまった方がラクな時がありますが
人は楽するために生まれてきたのではありません。
楽することより、楽しいことを。
楽しいことをするためには叩き上げていかねばならないのならば
私はペシャンコになりながらも楽チンな道よりも
しんどくても楽しいほうを歩いて行こうと存じます。

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精進と日曜天国 [日誌]

明けましておめでとうございます

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みなさま 今年もよろしくお願い申し上げます。

新年の挨拶をなんとか一月中に、と思ってましたが
こんなにギリギリになってしまいました。

私の年明けは、年末から続く親知らずの激痛と共に始まりました。
年末年始の休みが明けるのを待って歯医者へ行き
抗生剤をもらうことで、やっと小康状態を得ることができました。

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さて、それじゃあ去年のあれやこれやを払拭するような気概で
仕事に向かいますぞ!と思いきや、今度は息子の発熱で看病。

それが治ったら、今度はまた私が肋間神経痛を発症してしまい、体を動かす度に激痛。
咳をしてもクシャミをしても激痛が走るという状態になりました。
なにをするにも、おっかなびっくり。

あぁ、安住さんが日曜天国で「人生で一番キツいのは46歳!」
と言ってたのはこういうことなのか、と。

なんだかもう何もかも投げ出してしまいたい衝動にもかられつつ
それでも「走り続けるしかないんですよ!」という安住さんの言葉を支えに
ここが踏ん張りどころだと肝に銘じて、地道に前進することにしました。

痛みのために中々、執筆に集中できないので
資料整理や企画ネタの棚卸しなどを中心に作業を進めつつ、
数年前に肋間神経痛になった時に買った人体力学の本を引っ張り出して来て
ストレッチだの何だのをコツコツ続け、ようやく一昨日くらいに
クシャミをしても肋骨に激痛が走らなくなりました。

ふう。長かった。
私にとっては、今が新年。
明けましておめでとう。

去年は忙しい日々が続きましたが、忙しさとは別に
とんでもないことがあったりしましたので
厄払いじゃないですけど、色んな禍事続きに区切りをつけるという意味で
今が新年。
明けましておめでとう。

とんでもないことがあったりしましたけど
私よりも、周りの人の方が憤ってくれたりしたおかげで
私自身は実はダメージが少なかったりしてます。

私の為に怒ってくれた人たちには、とても感謝してます。
友達は少ないですが、人の巡り合わせには恵まれてると思ってます。

そんなヒドい事ってあるの?!
という事態には、何度も遭ってるので
かなり耐性ができてますから、今回も平気。と思ってましたが
やっぱり私の代わりに怒ってくれる人がいると
更にダメージが軽減されるものだなぁと実感しました。

この恩は、面白い作品を書き上げることで返そうと思います。

この10年の精進は無駄ではなかったと前回書きましたが
これからの10年も無駄にしないために
安住さんの言う通り「走り続けるしかないんですよ!」

私は毎日、日曜天国のポッドキャストを聴きながら眠りについてます。
ポッドキャスト配信が無くなったので
同じ回を何度も何度も繰り返し聴いている。

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そしたら今日、たまむすび聴いてたら
ラジオクラウドのアプリを使えば
エピソードをダウンロードできるようになるよ!
なんつって、お知らせあったから小躍りして調べてみたら
パソコン対応してないじゃん!

なんだよもう…!
こうして禍福はあざなえる縄の如く日々が過ぎていく。
何もかも整ってから出発しようなんて思ってたら
いつまで経っても踏み出せないので
あちこち小突かれながらも、私はまた前へ進みます。
「走り続けるしかないんですよ!」

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勉強と精進 [日誌]

すっかり冬ですな。

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空気がピンと張りつめた感じがして冬は好きです。
冬の朝に歩いていると、心も体も引き締まる思いがします。

さて、当ブログでも何度か言及してますが
私はシナリオスクール的なものに通ったことがありません。
なので、脚本の勉強というのは「映画を観る」というものでした。

淀川長治さんは、映画監督になるためには
同じ映画を10回観ればいい、なんて言ったそうですが
脚本家の場合は何回観ればいいんでしょうかね。

100本の別々の映画を観るよりも
100回、同じ映画を観た方がいいってのは分かります。
構成がわかってくるんですよね。

私は、デビューした後で、泥縄式に脚本に関する本なんかを読んで
3ACT構成なんかを知ったりします。
構成以外の事については
実践の中で色々と教わってきたという感じです。

デビューから10年以上経ってるので
結構な分量の勉強をしてきたつもりでしたが、
まだまだ勉強しなくてはいけないなぁと実感することが
最近ありました。

映画やドラマの仕事は、自分ひとりでやるものではなくて
色々な思惑や事情が絡み合ってるので
そこら辺を上手くさばくのも腕のうちなんだなぁ、と。

ただ、デビュー時から厳しく鍛えてくれてた監督から
初めて褒められたりもしたので
この10年の精進は間違いじゃなかったな、と。

まだまだ伸びしろあるんで、頑張ります。

とりあえず
次の仕事を獲得するために
またまたひたすら書く日々です。

忙しい年の瀬、みなさん体調に気をつけてお過ごし下さい。

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「雨上がりの夜空に」と 勉強 [日誌]

前回は「雨上がりの夜空に」について少し触れました。
40代後半の方ならすぐに分かるでしょうが
そうでない方は、雨上がり決死隊を思い浮かべるのでしょうか。

ちなみに「雨上がりの夜空に」と書きましたが
正確には「雨あがりの夜空に」でした。
すいません。
さて、その「雨あがりの夜空に」ですが
RCサクセションの歌のタイトルです。



中学生になりたての私は、色々と背伸びをして
アイドルのレコードや歌謡曲ではなく
RCサクセションを聴いたりしてました。

一番初めに買ったレコードは何?と聞かれた時のために
日本のポップスを買うのを我慢して
わざわざ洋楽をセレクトするような中学生だったのです。
確かクイーンの「レディオ・ガ・ガ」だったと思います。
アルバムはビートルズのベストアルバムでした。

で、邦楽なら何がいいかなと思った時に
当時、FMラジオで佐野元春の番組を聞いていたので
佐野元春もいいかなと思ったんですが
小洒落たジャケットに怯んでしまいまして、
もうちょっと別角度から邦楽に入ろうかということで
RCサクセションのシングル・マンを買ってみました。

で、その後、「雨あがりの夜空に」に出逢う訳ですが
確か、これは高校生も終盤になってからだと思います。

この曲には随分と勇気づけられた記憶があります。
特に「どうぞ勝手に降ってくれポシャるまで
WOO いつまで続くのか見せてもらうさ」
という部分が一番、心に残っています。
色んな捉え方があるので、どんな風に勇気をもらったかは割愛しますが
ここで言いたいのは、実はこの部分の歌詞は
忌野清志郎さんが書いたのではなく、
プロデューサーが直したものだ、という事です。

一番、心に刺さったのがプロデューサーの直しによるもの。

それをもって、じゃあプロデューサーが全部書けばいいじゃん
という事にはならないでしょう。
作家がゼロから作らなければ、こういう風に直しましょうとはならないはずです。
ただ、やっぱり傍目八目、プロデューサーの視点というのは大事なんだな
そう思います。

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仕事の場で、自分が作ったものに何だかんだとダメ出しをされると、
なんだとこの野郎、だったらテメェがやってみろや、クソが。
てな風に思うこともあるでしょうけど
そこはグッとこらえて、別視点に立ってみたらいいんじゃないかな。
そんな事を、思わせてくれます。

あ、私は別に、そんな風な口汚く罵るようなマネはした事ないですし
思った事もないですよ。…たぶん。

私はプロデューサーや監督との巡り合わせには恵まれてる方ですので
ダメ出しなんかも、なるほど、と納得させられる事が多いんですが
それでもやっぱり、どう考えてもトンチンカンな指摘や修正を望む人も
中にはいらっしゃる訳で、そういう時はまた別な対応をする事にしております。
お互いの相性もあるでしょうし、そういうのは歩み寄りもできないので
早々に見切りをつけた方がお互いのためにもいいと思ってます。

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今は幸いにして、そんなトンチンカンな人とは仕事をせずに済んでおります。
なんとか面白いものを提供できるように、日々、書いております。
お仕事があるのはありがたいですな。
これがギャラにつながるともっとありがたいです。
フリーランスは取りっぱぐれのないように仕事をしなくちゃなんだなぁ。
そんな事、思ってもみなかったなぁ。
人生、いつまでも勉強です。

そういえば、まもなくボジョレーヌーボーの解禁日ですね。
ワインを飲みながら見るのに丁度いい映画がありますので、良かったらどうぞ。



iTunesでレンタルもできますよ。
こちらからどうぞ。
「iTunesで見る」てところをクリックするとレンタルもあります。
HDは400円、SDなら300円ですので、お気軽にどうぞ。

オリジナルの方は、アカデミー脚色賞を穫ってるだけあって、
その構成は、見事なものです。
脚本家を目指してる方は、オリジナルを見て勉強したあと
こちらの日本版を見て、ほっこりしてもらうのもいいかもしれません。

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長靴と「雨上がりの夜空に」 [日誌]

前回から大分、間が空いてしまいました。
前回は梅雨の時期だったので長靴買おうかな、なんて書いてましたが
なんだかんだとバタバタしてたら、今度は秋の長雨の時期に入ってました。
月日の経つのは早いですなぁ。

実はある作品に携わって、なんだかもうドタバタと執筆を繰り返しておりました。
いつか、結実して、皆さんのお目にかけられるようになるといいなと思ってます。

そして、もう少し、自分に力があればと切実に思います。

さて、長靴がなかなか買えずにいるうちに秋になってしまった訳ですが
防水仕様の革靴の靴底がペランと外れてしまいました。
あわわわ。
なので、急遽、ボンドでくっつける事にしました。
これで少しは保つはず。
そういえばスニーカーもメッシュ部分が破れて、糸で縫い合わせてるんだった。
私の靴界は今、満身創痍の状態です。

そういえば、少し前は靴下界隈が満身創痍でした。
結構、まとめて買ったりするので、限界が来る時は一気にウワァ!と来るんですよね。
その前は、トランクス界隈がグハァ!と満身創痍でした。

四十も半ばを過ぎて、満身創痍な感じが骨身に染みますが
これも人生の醍醐味として味わっておこうと思います。

ラジオでアンジェラ・アキの歌が流れてきて
人生の全てに意味があるから
てな歌詞がありました。

前向きな時には確かにそう思えるんでしょうけど
後ろ向きな人がこれを聴いたら、
今のヒドい状況には意味があって、それは私のせいなんだ…!
なんて風に自分を責める事になりはしないかと、いらぬ心配をしてしまいました。
だから、これは辛さのピークを乗り越えてきた人が聞く歌なんだな、と思いました。

人生に意味なんて、無い。
そう思った方が気楽になれる時も、ある。
人生に意味なんて無いと思いつつ、それでも前に進める何かを持つために
人は人と出逢っていくのではないでしょうか。
…なんて、1ミリも思ってませんけどね。

とにもかくにも、私は長靴を獲得するために
今日も明日も書くことでしょう。
こんな時には「雨上がりの夜空に」を思い出します。

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最短距離と長靴 [日誌]

前回「最短距離がベストな道のりとは限らない」と書きましたが
こちらの映画からの引用でした。



主演は小日向文世さん。
2016年4月期のドラマでは
豊臣秀吉と漫画家・三蔵山先生として全く対照的な二人を演じて話題ですよね。
そのフリ幅の大きさのある両者の役柄を、見事なまでに演じております。

脇にいると作品全体をピシッと締めてくれる名俳優さんが
主役としてどんな姿を見せてくれるのか、是非、ご覧になってみて下さい。

あ。iTunesでも見られるみたいですよ。
こちらからどうぞ。
2500円は高いよ!という方も
「iTunesで見る」てところをクリックするとレンタルもあります。
400円でレンタル視聴できますので、お気軽にどうぞ。

雨で家にいる事が多くなるこの時期、
お茶でも飲みつつ映画を観るって過ごし方もいいですよね。

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昔から雨振りの日に家でのんびりと過ごすのが好きでした。
雨音を聞きながら本を読んで、コーヒー飲んだりする時間が
自分にとっての充電時間のように思います。

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快晴の日もそれはそれでいいんだけど
ほらほらウチにいたら勿体無いよ、と急かされてる気もします。
まぁ、その日の気分によるんだとは思いますが。

それでも雨の日は、なんだか、ゆっくりのんびりしていいんだよ
と言われてるようで安心します。

ただですねぇ、
引っ越してから尿路結石を患ったこともあって
その予防のために散歩を頻繁にするようになったんで
雨降りの日の靴問題がある訳です。
スニーカーと革靴、そして防水仕様の革靴。この三種類しか持ってないんですわ。

なるべく持ち物を少なくしたいという思いから、履物をこの三つに絞ったんですね。
でも、区内を歩く分には防水仕様の革靴で充分だったんですが
郊外に引っ越したもので、それではちょっと間に合わない感じになっとります。

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なので長靴買おうかな、と思ったんですけど
いわゆるゴム長靴はちょっとなぁ、というのもあって
ちょっと色気を出してレインブーツとか探してるんですが、結構、高いんですね。

子供たちの方にお金を使うようになって、
ついつい自分の買い物は後回しになってしまいます。
ちょっと大きめのギャラが入って来るまで、我慢しようと思っとります。

て、ことで仕事頑張ります!

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交流会とプロット [日誌]

前回から間が空いてしまいましたが、みなさん如何お過ごしでしたでしょうか。
よき年越しを迎え、よき節分を過ごされたことを願います。
それと、バレンタインでは美味しいチョコを食べましたか?
最近は、なんだか恋愛イベントというよりも
チョコを楽しむイベントになってきてるような気がします。
チョコ好きとしては嬉しい限りですが。

なにはともあれ
今年もよろしくお願い致します。
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さて、前回でも触れましたが、昨年12月に交流会に出かけました。
そこで良さげな人たちと出逢えたと書きましたが、
その後、良さげな人からプロデューサーを紹介されて
プロット・コンペに参加させて頂くことになりました。

あるプロジェクトに関するプロット採用に向けて
大勢の作家さんが腕を競って応募するものです。
いわゆるプロットライターとしてのお仕事ですが
これで実力を見せれば、次のお仕事にもつながる訳です。

以前、この記事で書いた時のように
メインライターを奪ってやる!くらいの勢いで書きました。
奪うのは中々むずかしいですが、私が書きましょうか的な事を
ちょいちょい差し挟んでサブリミナル効果を狙ってます。
おそらく何かあった時には私にメインライターを頼んでくるはず(^^

幸いにも第一関門は突破しまして、
その後、打ち合わせやら書き直しやら何やらで
久々に仕事をしながら年越しをする事になりました。
大変でしたが、楽しかったです。
その甲斐あってか、なんとかコンペには勝ち残ってるようです。
メインライターもさせてくんないかなぁ…。
もうシナリオ書いて送りつけちゃおうかな。とか考えております。

最近はオファーされて企画書なりプロットなりシナリオを書く事が多いんですが
コンペ形式だと、また違った意味でヤル気が燃え上がりますね。

交流会の時に別の脚本家の方と話をした時に
「プロット作りの難しさ」が話題になりました。
コンペ等で短い場合は、A4ペラ1枚で物語の面白さを伝えないといけない訳です。
そうすると台詞回しの面白さが売りの人も
ストーリー展開の面白さが売りの人も
短いプロットという枠の中でも充分伝わるプロット用の面白さ
を、身につけねばなりません。
面白さだけでなく、脚本上では矛盾なく上手く描ける勝算があるのに
プロットにすると長々と説明しなければ相手に伝わらないって事も、ままあります。

そんなこんなで、プロット書きというスキルを身につけるというのが
脚本家としてやっていくのに、とても重要になってくるんですなぁ。
なんて、話し合ったりしてました。

かといってプロットの面白さだけに特化しちゃうと
いざ自分で脚本化する時に、きちんと描けなかったりする恐れもあるので
プロット作りで大風呂敷を広げるのもまた問題だよねぇ、なんて事も話しました。

とにもかくにも、プロット書きは必須スキルな訳で
これを読んでるかもしれない脚本家志望の皆さんにお伝えしたいのは
シナリオコンクールの「あらすじ」も、決して手を抜いてはいけません。
脚本が面白かったら大丈夫、と思わずに
あらすじをどう面白く読ませるかにも注力してください。

そういえば、その昔、台場にあるテレビ局のプロデューサーに
「名刺代わりのプロット、ビシッと、ちょうだいよ」と言われました。

シナリオスクールも通わず、プロットライターもせず、いきなり脚本を書いてた私は
ビシッとしたものをあげることができずに、鼻をへし折られる訳ですが
今なら、ビシッとしたプロットを「これでも喰らえ!」
baseball_pitcher.png
と言ってやれると思います。

へし折られた鼻ではありますが、その後、難航した脚本化のリライトを担当して
プロデューサーの鼻をあかしておいてやりました。
以降、プロット書きの勉強をするようになり、少しは上達したように思います。
ビシッと名刺代わりのプロットをお渡しできますので
ご依頼、お待ちしてます。左にあるメールフォームからどうぞ。
…(スマホなどでサイドバーが表示されない場合は、こちらのツイッターへ)…
…(フォローして頂いたのちDMでのご連絡、という流れでお願い致します)…

それはともかく、そのプロデューサーの言った「名刺代わりのプロット」
というのは、実に的を射た表現だと思います。
今も肝に銘じ、「名刺代わりのプロット」を渡せるよう努力してます。


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尿路結石と交流会 [日誌]

なんだかんだ言ってる間に、もう師走ですね。
みなさん如何お過ごしでしょうか。

前回は尿路結石の話を書きましたが
あれ以来、どうにか再発は食い止められております。

ウォーキングも続けてますよ。
色んな草花を眺めながら歩くのは楽しいです。

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以前は新宿まで自転車で行けるような場所に住んでたのが
今年の三月に、緑豊かで、富士山も見えちゃうような所へ引越したので
急激な環境の変化に、なんだか色々調子が狂ったりもしました。
が、人間てのは慣れるもんですね。
昨日、人材交流会が銀座で開催されて出席したんですけど
都会のド真ん中から、人の少ない緑の多い町へ帰って来ると
ちょっとホッとしてる自分を発見しました。

そうそう、人材交流会に参加して来たんです。

城戸賞の最終選考に残った方々や、監督、プロデューサーが集い
名刺交換したり、お話をしたり、人脈を広げるためのパーティーですね。

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前回は何だか気負ってしまって
あちらこちらに名刺を配ることに注力しちゃって、
ちゃんとした話ができてなかったなぁ、と思いました。

今回はそんな気負いもなく
これはと思う人と、きちんとお話ができたので良かったです。
それに、城戸賞を通じて知り合った方と再会できたのが嬉しかった。

今年の城戸賞準入賞したのは、私が準入賞した時に最終選考まで残った方で
林田麻美さん、という方です。

その最終選考に残った翌年も城戸賞に応募し、佳作となり
そして今年も応募して準入賞。
3年連続で最終選考を突破して、しかも毎年少しづつステップアップしてる。
ガッツありますよね。

私も頑張らねば。
そう思わせる人に会えただけでも交流会、行って良かった。
他にも、色んな方の話が聞けて勉強になりました。

私はシナリオスクールに通ったことがないので
他の脚本家の方たちとお話することってほとんどなかったんですが
話してみると、色んな発見や共感があって楽しいものですなぁ。

石黒正数いうところの「駄サイクル」にならず
切磋琢磨できるなら、いいですよね。

ホントは行くのは止めようかと思ってたんです。
ですが、脚本家の蛭田さんという方にちょっと背中を押されたような感じで
行くことにしたんです。

結果、良さげなプロデューサーさんと監督さんに会えたし
頑張らねばと思わせる脚本家さんたちにも会えました。

今年は何かとバタバタした一年で
色んなことがあったりなかったりでしたが
師走に入って、ちょっと動いた感じになったので良かったな、と。

蛭田さんには感謝です。
てな訳で、蛭田さんの著書をご紹介します。
「人生はパンダが教えてくれる」 12月3日に発売だそうです。


さて、さて、今年も残すところあと一ヶ月。
みなさん、お体に気をつけて忙しい年の瀬を乗り切ってください。

私は、尿路結石の再発を阻止すべく、毎日のウォーキングを続けます。
仕事をするには、体が資本。

元気出してこー。おー。

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